ダイアリー






2022年12月23日


いつの間にか、師走も暮れである。

今年は年初から、久々に組を組んでの映画制作があり。
毎夜毎夜の変則スケジュールで、中空きもあっての、ロケ二か月間。
春を迎えて仕上げもしながら、『眠り姫』の15周年上映を東京と大阪と。
大津で、吉増さん檜垣さんとのプロジェクトのワークインプログレス。
並行して『背』の公開準備が始まり、夏を迎え、石巻へも再訪した。

秋は、怒涛の上映ラッシュ。
まずは9/17、宿年の8㎜上映企画で鷲見くんの『宵醒飛行』と井川さん追悼上映。
これで早々に燃え尽き、体調不良でポルトガルに行けず。
『背』を10/8に公開し、村上春樹ライブラリーで昨年撮ったイメージ映像も併映。
年初にロケした『ピアニストを待ちながら』を、10/12に早稲田でお披露目。
さらにアテネで10/14、一年がかりの作業だったレストア版『のんきな姉さん』『夢で逢えたら』の完成披露。
これら三つの晴れの舞台が、ほぼ1週間の超過密日程で行われ、フラフラになっていたら。
げっそりした私の顔を見た、知人の女性から、
「誰がスケジュール管理してるんですか?」
と、当たり前の心配をしてもらい。
全くだよなと思いつつも仕方なく、組まれた予定を何とかこなす日々。

10月を乗り切り、11月には地方行脚に突入し。
その合間に、原稿仕事を久し振りに。
ゴダール追悼特集のユリイカにエッセイを書いた。
というか、なんとか書けた。
400字で十枚ほどが、こんなに大変だったなんて。
普段から文章を書いていないツケだと反省。

この日記も、すでに1年以上ぶり。
いかんいかん。












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