ダイアリー






2005年12月13日


愛知での『ホッテントットエプロン-スケッチ』上映も無事終わり、
東京に戻ってからこの二日間、どうも、からだがだるくて。
疲れが出てるんだなあ。

思えば、『眠り姫』の撮影が本格的になり始めたのが、
ちょうど去年の今ごろ。
ほぼ一年の間に、『眠り姫』と『ホッテントット』と、
二本も、大変な映画を作ったのだから、
疲れて当たり前だよなあ。

それにしても、充実した一年だったなあ。
と思い起こしながら、布団の中にもぐり込んでいるのでした。




2005年12月08日


やっとできました。

毎度毎度、完成ギリギリまでスリルとサスペンス。
でも、ついに。

タイトルは『ホッテントットエプロン - スケッチ』
愛知県の美術館のホール(愛知芸術文化センター)という所で、
今週末にお披露目上映されます。
って、明日からだ。やばいやばい。

まずは、
スタッフ・キャストのみなさん、ありがとう!
『眠り姫』にも増して、好き勝手やらしてもらい、
振りかえれば、とても幸福な時間を送れたなあと思います。

そして、
主演の阿久根裕子さんを始め、
みんなの思いが結実した素晴らしい作品に仕上がっているはずです。

本当にお疲れ様。どうもありがとう。

というわけで、名古屋に行って参りまーす。




2005年10月23日


ようやくロケも一段落しまして。

先ほど、制作の藤田・平林両選手が、
この夏から秋を過した勝浦のセットを、
ばらし終えて帰還しました。
おつかれさん。

僕はと言えば、
すでに過酷な編集作業に再突入。
四六時中、マックとにらめっこしてまして。
常に脳の一部がコネクトしてるような錯覚に陥ってます。
ふ〜。

明日で38になるのですが、
誕生日はマックとともに。
ですな。




2005年09月03日


しかし、あれですね。
日記のつもりが、月記の様相を呈してきましたな。

最近はまあ、八月にも書いたように新作を撮っておりまして。
作ってる最中にそのことを書くのが苦手なもので。
どういう状況かは、やはり書けないのであります。

しかも、先月から四六時中その映画のことばかりの日常でして。
というわけで、日記に書くことが何も無いのです。

久々に日記つけて、書けない言い訳するってのもねえ。
我ながら、しょうもないですな。




2005年08月01日


いやはや、もう八月だなんて。
ヤバイです。

何がヤバイかと言いますと、
12月に上映が決っている作品を、これから作るのです。
あと、もう4ヶ月しかない……。

某県の美術館から、短編の実験映画を依頼されまして。
ここ最近は、その立ち上げに奔走してる毎日です。
ああ、ヤバ。

でもこのスリルがたまらんのですわ。





2005年07月17日


混乱しています。

何がって、そりゃもう、
岡村ちゃんの逮捕です。

違和感、ショック……
ネット上を飛び交う様々な言葉の、
どれにも共感します。

事態は、我々の憶測以上に深い淵なのかもしれません。
とても辛い。

しかしそれでも、
靖幸を愛す!とだけは言っておくぜ。




2005年06月23日


昨夜は酔っ払ってしまい、
相当はしゃいでしまったような気がします。

そんな晩の翌朝は、
助けてー!と叫びたくなるほどの、自己嫌悪の嵐が吹き荒れます。
いい年して、全くもう……

でも、はしゃいでしまうのには理由がありまして。
昨夜は、『眠り姫』上映スタッフの打ち上げだったのです。

ひと月以上も間を置いてのことなのに、
十人以上も集まってくれて。
それだけでも感激溢れそうだったのに、
2次会のカラオケが火をつけました。

侘美君は「三年目の浮気」でデュエットするし、
平林選手は「ラピュタ」の主題歌だし、
北田さんのアニメ声は可愛いし、
山岡さんはビートルズでシャウトするし……
いつのまにか僕も、
『のんき』の打ち上げで梶原さんと歌った、
「危険な二人」を絶叫しておりました。
ああ、恥ずかしい。

でもって、終電逃してからは、
最近定番の橋爪君の店に雪崩れ込み、
侘美くんの携帯電話テレビで、
ブラジル戦を見せてもらいながら、
始発まで、飲み続けてたのでした。

もっとちゃんとしないとなあ。
もう、いい年なんだし。
でも、やめられないんですよねえ。




2005年06月12日


今月に入ってから、
ずーっと引きこもってましたが、
ようやくシャバに復帰しつつあります。

今日は、ソワレさんと言うシャンソン歌手のリサイタルに行きまして。
ゲストだった渚ようこさんを、初めて生で聞いたのですが、
あの人は実に良い声をしてますね。
グッと来ました。

引きこもっていましたが、
ちょこちょこ、飲んではいました。
一昨夜も、茅場町の立ち飲み屋に友人と行きまして。
話には聞いていた、焼酎の自販機ってやつを経験しました。

コップを置いて、100円入れると、
ちょろちょろっと、焼酎が落ちるのです。
まあ、食堂でお茶や水が出るあれの、焼酎版です。
笑いました。
その店は、故中島らも氏がよく酔っ払ってたらしいのですが。
楽しかったなあ。
また行きたいっす。




2005年06月01日


いやはや、複雑な気持ちです。
自転車のことなんですが。

2週間ほど前、
ちょうど、眠り姫の上演直前に、
僕は愛車を盗まれました。
しかも、家の前で。

ほんの数分、鍵をかけずに留め置いて、
用事を済まして戻ってきたら、
もう、影も形も無くなっていたのです。
なんだか、裏切られたような気持ちになりました。

僕は、15年以上、同じ町に住んでいて、
けっこう、この町を気に入ってたのに。
人の物を盗むようなヤツが住んでたなんて!

時代錯誤なボヤキに聞こえると思いますが、
相当、ショックだったのです。
信じてたのに……。

ところが、出てきたのです。
昨日、家に戻ると、警察署から留守電が。
赤い自転車を、交番で預かってるから、と。

なんだ、やっぱり良い町だ。
すさんだこの世も、あながち捨てたもんじゃないね。
な〜んて、小躍りして、取りに行ったわけです。今日。

けれども、そこで目にしたのは、
タイヤはパンクし、カゴはグチャグチャ。
ハンドルは曲がり、スタンドも折れた、
見るも無残な姿になった自転車が。

まるで、レイプされてボロボロになった、
愛娘が帰ってきたような気持ちになりました。

近くの自転車屋に持っていったら、
修理するより買った方が安いと言われ、
バンクだけ直してもらって、
フラフラ乗って、帰宅しました。

しかし、
どうしようかな、この子を。
捨てるのは忍びないし、
乗るのも危ないし。

あ〜あ。




2005年05月26日


リバプールが勝ったそうですね。
知らなかった。

昨夜も朝方まで起きてはいたのですが、
ずっと、作業をしていまして、
サッカー好きの友人がメールしてくれなければ、
CLがあったことすら忘れていました。
見たかったよー。

それにしても、ここ最近のオーバーワークには、
さすがに身体も、きしみ始めていて、
昨日も、内臓から喉仏にかけてが、
ギューッと締めつけられるような痛みで、
しばしベッドの上で悶絶しておりました。

でも、こんな状況も、あと数日。
あと数日頑張れば……

次の仕事が待っているのでした。




2005年05月21日


今週末は、
ワークショップをやらせてもらってまして。

それぞれのエチュードを組み立てて、
三十人近い参加者のみなさんが、
一気に登場するシチュエーション劇を、
一気に演出しようと試みてるのですが。

これがまた、カオスと爆笑の連続で。
三十人一気とは言え、
一人一人の人柄が見えてくるのが、楽しいのです。

やはり、人と向き合うのは健康的ですね。
しみじみ思います。
昨年末から、人のいない風景ばかり撮ってたもんで。




2005年05月19日


夕方から、ちょっと息抜き。
文楽を見てきました。

いやあ、良かったなあ。「先代萩」の御殿の段。
前半は、乳母が子らに、ご飯を炊いて食べさせるという状況だけで、
一時間近く持たせてしまうのだから。
そしてそれは、劇的な後半を盛り上げるための計算でもあるわけです。
住太夫と咲太夫の組み合わせも絶妙でした。
声量は出なくなっても、やはり住さんの芸にかなう人はいませんね。

国立劇場にいる友人のおかげで、
もう三年以上、毎回見させてもらっているのですが、
毎度毎度、文楽の舞台表現の豊かさ、奥深さには感服します。

鶴澤清治、しびれたなあ。




2005年05月16日


昨日、ぼんやりしていたので、
もう大変です。仕事の締め切りが……

当分、マックとにらめっこか。
ふう。




2005年05月15日


一日ぼんやりしておりました。
この二日間の興奮覚めやらぬ、だったのです。

いやあ、びっくりした。
こんなに大盛況になるなんて。
制作のみなさんのおかげです。
宣伝活動はもちろん、
当日まで、席を出したり見つけたり。
客入れ大変でしたよね。
どうもありがとう。

上映中、僕は映写機の横で、
演奏に合わせて、台詞出しをしていたので、
ライブに感じる客席の反応にしびれました。

とくに、最終回の異様な雰囲気は忘れられません。
あんなにたくさんの皆さんに見てもらえて、
とても幸せです。

それから、
満席で入れなかった方々には、本当に申し訳ない。
どうしても、もう無理だったそうなのです。
すいません。そして、
貴重な時間を割き、足を運んでいただいたことに、
心から感謝いたします。




2005年05月13日


すごーく嬉しいことがありました。

終演後、落ちつき始めたロビーに、こそこそ出ていったら、
ひょっこり、山本直樹さんに声をかけられました。

「マジ、良かったです」。

ムチャクチャ嬉しい。
泣きそうな気持ちになりました。
ああ、頑張って、本当に良かった。
みんな、ありがとう。




2005年05月12日


ついに、明日なのか。
と思うと、感慨深いものがあります。

どんな映画もそうなのでしょうが、
振り返ると、あっという間のことであり、
よくよく考えると、いろんなことがあったわけです。

まあ、明日、無事に上演できますように。
気が小さいので、
ドキドキです。




2005年05月11日


いよいよ、です。

明日の最終リハ、当日のゲネに向けて、
機材関係が集結し始めました。
今日も一日、各方面を飛び回ってる平林選手と、
確認のやり取り。
いやあ、ライブものは、
この直前の緊張感がたまりませんね。

宮沢選手の写真展の方も、
いいプリントが焼き上がったようです。

彼は、
僕の八ミリ映画なんかも手伝ってくれていた、
学生時代からの悪友です。
現場でも、助監督とスチールマンの間柄で、
苦楽をともに……というよりは、
ムカツクことや恥ずかしい経験をたくさん味わった、
生き証人みたいな存在なのです。
「のんき」や「夢で」のスチールも、彼です。

そして、
見ている方は少ないかもしれませんが、
僕の最初の監督作に、
「七瀬ふたたび」というのがありまして。
それが、まあ、テレビドラマにしては、
たいそうアバンギャルドなことをしちゃいまして、
ほぼ全編、大量の写真で構成したのですが、
その写真を撮ってくれたのも、宮沢なのです。
ああ、あの写真群は良かったなあ。

だから、今回、
彼の写真展が開けるのは、すごく嬉しい。
アンド、楽しみなのです。

そうそう。
話は飛びますが、この場を借りて一つお礼を。
パナソニックさん、DLPの提供、ありがとうございます。






2005年05月08日


いやはや、今日も帰宅したら午前2時。
音楽の侘美さんと、制作の平林選手と、連日の打ち合わせです。

自分で言うのもなんですが、
監督というのは、つくづく厄介な存在ですな。
いよいよ上演日まで一週間を切り、
楽団のリハも佳境を迎えているというのに、
まだ、注文を出してしまうのですから。

しかし、それに応えようとしてくれる、
お二人には、つくづく頭が下がります。
なーんて、
いつ頭下げたんだよ!って、ツッコまれそうですが。

そんなわけで、ツトム君は、いまだ眠る暇もなく、
安眠枕の次回執筆は、どうやら上演終了後になりそう、かな。
僕のせいです。
みなさん、ごめんなさい。




2005年05月02日


体調を崩して、寝こんでいました。

ここ数日、内臓の調子がよくなかったのですが、
突然、立ってるのも辛くて、冷や汗が出て来て……

僕は、とても気が小さいので、
もう治らないんじゃないか……
なんて思ってしまったのですが、
一日寝てたら復調しまして。

でもあれですね。
必ず治るんですよねえ。
不思議ですね。体って。

って、何書いてるんですかね。
まあ、そんな日でした。




2005年04月28日


眠り姫のロケでお世話になった、
青梅の喫茶店へ、チラシを渡しに行ってきました。

「郵送でも良かったのに」と、
奥さんは笑っていましたが、どうしても手渡したくて。
遅くなって、すいません。

そのお店を知ったのは、今からもう十年以上前。
大学のサークルの後輩の、自主映画ロケを、
覗きに行ったときのことでした。

その頃の僕は、助監督として働き始めたばかり。
毎日、悪戦苦闘していた頃でして。
だから、久し振りに八ミリの現場の自由な雰囲気を味わい、
すっかりユルユルな気分になり、
ロケが終わってから、小旅行気分で、
青梅の町を散策したのでした。

すると、
ふと、目に入ってきた看板。
それは、昔読んだことのある、
猫が出てくる、大好きなSF小説の名でした。
引き寄せられるように店に入り、
席についた僕の目に、次に飛び込んできたのは、
小さな伝言ボードの手書きの文字。
“本日、どんとライブ”

えっ? あの(ボガンボスの、ローザの)どんと?

だってそこは、別にステージがあるわけでもない、
小さな、小さな喫茶店です。
半信半疑で、日暮れまで居たら、
ホントに、どんとがやって来て、
とても素敵なライブを見れたのでした。

行ったのはそれっきりだったのですが、
そのお店での、夢みたいな体験は忘れられぬものでした。

だから、眠り姫で、
快くロケさせてもらえたのが、すごーく嬉しいのです。
クライマックスの重要な舞台として、
グッとくる光景が撮れているので、期待して下さいね。
あ、そうそう。
そのお店の名は、夏への扉、です。




2005年04月25日


ここ数日、
時間が消滅しているような感覚に、襲われています。

というのは、遅れ馳せながら、
僕も自宅に、Macを導入しまして。
家でお仕事を始めたのです。

まあ、慣れない作業をしているのだし、
今までも、引きこもりのようなものだったのですが、
本を読んだり、文章を書いたりで、
過ぎていく時間と、どうも違う。

何なんでしょうね。あのタイム・ラインってヤツは。
なんだか、ミヒャエル・エンデの“時間泥棒”のように、
思えてならないんですが。

そんな話を先日、飲んだときにしたら、
旧知の友人やら後輩たちは、口をそろえて言います。
「パソコン、やめた方が良いですよ。似合ってないっすよ」。

でも、そんなこと言ったって、ねえ。




2005年04月21日


「眠り姫」の上映準備以外にも、
最近、いろんなことをしてまして。

そのうちの一つが、
廣木さんの「ラマン」のDVDの特典映像の仕事で、
出演者にインタビューしてるのですが。
やっぱ、皆さん、
脚本書いた者から質問されるというのは、
妙に、気を使わせてしまうようで……。

でもそれは、こちらも同じことでして。
答えづらい、聞きづらいの壁を乗り越えて、
どこまで行けるかが、テーマだったりするわけです。

例えば、廣木監督インタビュー。
ん〜、緊張したなあ。
元助監督だった僕としては、
廣木さんの、へらへら笑いながらも目は決して緩まない様に、
内心ちぢみあがりながら、しかし、
スゴク突っ込んだところまで、語ってもらいました。

そんなこんなの冒険の日々も、今日で終幕。
トリを務めてくれた、村淳さんは、
実にナイスで真摯な方で。
とっても良いお話が聞けたなあ。

DVDは8月発売だそうです。
どうぞ、お楽しみに。




2005年04月21日


横断歩道でばったり、友人と会いました。

ニコニコ笑いながら彼は、「どうしたの?」と聞きます。
どうも僕は、一人でいるとき、
いつも思い詰めたような顔をしているらしいのです。
以前にも、「怖くて、声かけられなかった」と、
言われたことがあります。

考えごとをしているんですよね、だいたいは。

やはり今日も、信号を待ちながら、たいそう深刻な表情だったらしく、
その友人は、何も聞かず僕の肩をたたいて、
「まあ、いろいろあるんだろうが、なんとかなるよ」と、励ましてくれます。

その微笑みが、妙に実感こもっているので、
「で、お前、何してんの? こんなとこで」と尋ねると、
彼は、明るく答えました。
パチンコに負けて、これから銀行に行くとこだと。

なんだかなあ。
でも、不思議と気が休まったのでした。




2005年04月18日


午後から、北沢タウンホールの下見。
当日の舞台スタッフが勢ぞろいして、
映写や音響、スクリーンと楽団の位置関係など、
実地検証してきました。
映画作りで言えば、メインロケハンみたいなものですな。

ただ、ちょっと映画と違うのは、
キャストにあたる、演奏者も同行し、
楽器を鳴らして、響き具合を確認したり、
階段席からの歩きの、秒数を測ったり……おっとっと。
これ以上は言えません。
当日のお楽しみに。

下見の帰りに、ぞろぞろと十数名で、
がらがらのファーストフード店に入ると、
あれ。
黒沢清監督だ。
何やら書きものをしている。
お仕事中ですな。
邪魔にならぬよう、静かに打ち合わせしました。




2005年04月16日


鈴木清順の新作、
『オペレッタ狸御殿』の試写を見ました。

いやあ、すごい。
シュール・絢爛・金屏風、ってとこでしょうか。
齢八十にして、このスカし振り。
俗世間への背の向けっぷりに、圧倒されました。

実は、現場にも、一日だけですが、顔を出してまして。
助監督時代にお世話になった上司からの指令で、
とある狸の代役として、うっすら写っております。

そうそう、思い出しました。
生まれて始めて、ズラを被ったのですが、
ズラって、重いんですよね。
首を曲げるたびに負荷がかかって、
弁当食べるのも、一苦労でした。

あれが、確か去年の五月のこと。
それから11月に、日活で、音の仕上げ中の清順組と遭遇して、
(そう言えば『のんき』のときも、下の階で、
『ピストルオペラ』が仕上げてたっけ……)
ようやく来月、劇場公開なのですね。

でも、プレスシートによると、
企画が立ち上がったのは、さらにさかのぼること、五年前。
脚本が最初に書かれたのにいたっては、『陽炎座』のすぐ後だというのだから、
20年近く前ですか。
ふう。
映画って、ホント気の長い仕事ですなあ。

と、他人事のように書いてしまいますが、
『眠り姫』も、けっこう積年の代物なのです。
まあ、清順さんほどではありませんが。




2005年04月11日


日曜の花見で飲みすぎて、
起きると、体調悪く食欲なし。
何も口にせず、一日、過していました。

そんなわけで、夜、侘美くんのお宅に、
音楽演奏の打ち合わせに行くころには、腹はペコペコ。
いただいた大阪土産を、失礼して、その場で開けて、
口に放りこんだところ、なんと!

みたらし団子って、上からタレがかかってるものですよね。
でもそれは、白い団子の中に、みたらしが詰まっていたのです。

こんなのありでしょうか?
まあ、美味しかったんですけどね。




2005年04月10日


ちょっと宣伝を。
今夜放映の世界遺産は、僕が書かせてもらった回です。
ドイツの宮殿(別荘かな?)のお話です。
18世紀のケルンに、芸術家たちのパトロンで、
建築大好きな大司教がいたのです。

毎度思うのですが、寺尾さんのナレーションは上手い。
なんか自分が名文を書いたような気にさせられます。




2005年04月09日


仕事の途中、寄り道して、
某名画座を覗いてきました。

と言っても、映画を観たのではなく、
そこに勤めている先輩の顔が見たくなったのです。

久し振りに会ったのに、ほんの腰掛けで、
もう少し話してたかったけれど、
それで十分、満たされたような気もしました。
そういう存在の人って、いますよね。

昔、六本木にシネヴィヴァンという映画館がありまして、
よくそこに通ったのは、その先輩がいたからでした。

ドワイヨン、リベット、ガレル……いろいろ教えてもらったなあと、
帰りの道すがら、大学生の頃のことを思い出しておりました。




2005年04月06日


ホームページが出来ました。
って、これを読んでいる人は、もう知ってるよと、
分かってはいるんですが、嬉しいのです。
石原君、徳野君、ありがとう。

でも、今日からまた、日記を書くことになるのは、
大変だな。

前回「のんき」の時は、日記の間隔があくたびに、
近しい人から、最近どうしてるのか心配されたり、
逆に、今忙しいんだね良かったね、と安心されたり。
つまり、読んでくれてるんだなあと、励みになりました。

今度の日記は、なるべく毎日……
とは思っているのですが、まあ、ボチボチ。
書いていきますので、どうぞお付き合い下さい。












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